すでにアラ還の私だが、今年も誕生日がやってきた。
両親からの「おめでとう」を待っていたのだけれど、
いっこうに言ってくれる気配がない。
寝る間近になってこちらから言ってみた。
「今日は私の誕生日でした。」
きいたとたん、二人して大きな声を出し
「ああ~!そうだったー!。昨日までは覚えていたのに・・・。予定表に書いてたのに・・・」
などなど、決して忘れてはいなかったと、必死に?! 訴えてくれた。
そして、「明日はお赤飯炊くからね!」と・・・。
なんだか、とても申し訳なくなってきた。
翌日、なんと本当にお赤飯が炊いてあった。
食後にはショートケーキがならんだ。
そして、驚くことに二人でhappy birthdayをうたってくれたのだ。
両親が二人だけでhappy birthday歌ってくれるなんて、物心ついてから初めてだと思う。
なんだか気恥ずかしかったけれど、とてもとても心地よい時間だった。
その日は、寝る前に両親それぞれに「ありがとう」と言った。
両親に気を使わせてしまったが、
1日遅れの私の誕生日パーティは、両親の心のこもった3人の素敵な時間になった。
親には甘えてもいいんだ! と改めて思った。
お気に入りの唐津焼のグラスで・・・ |
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