2020年1月15日水曜日

送迎デッキで

心理カウンセラーの 丸林なおみです。

年末に帰ってきていた息子が、成人式を地元で終え、仙台に戻って行った。

朝、空港まで送って行き、保安検査場を出る姿を見送った後、
久しぶりに送迎デッキに出てみた。
朝の空気は冷たく、離陸の時間までそこにいるのはつらい。
そもそも飛行機は見えないのだ。
仙台行きの飛行機は端の方に搭乗口がある上に、そこからバスに乗って搭乗するくらい遠いところにいる。
いったん空港内に戻り、新しくなった空港を探索。
離陸5分前に気づき、何気に送迎デッキに出てみた。
「やっぱり飛行機見えないよな~」
近くの飛行機を見ていたら、目の前を飛行機が現れた。
みんな「おー!」という歓声を上げたほど、突然の出来事だった。
小さめの飛行機は、仙台行きの飛行機。
端から離陸して、送迎デッキの前を通ったのだ。
すごい!
私は、その飛行機をずっと目で追った。
しばらくすると飛行機は大きく旋回して、雲の向こうに消えていった。
ゴマ粒ほどになるまで、飛行機を見たのは、初めてだった。

地元を離れ、一人暮らしを始めて1年半。
自分も一人暮らしをしたのだから、そんなに心配しなくてもよさそうなものなのに、
なぜか心配をしている。送迎をしている自分が不思議だ。
送迎したい親を受け入れてくれる息子に感謝。

地元の友達と会うたびに、朝方帰ってくる息子。
それなりに成長してるんだなーと思う。
いい人生を送ってほしい。
そして、私もいい人生を送ろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿