2015年5月16日土曜日

何かを言ってあげようなんて、思わなくていい。

心理カウンセラー メンタルサポートneoの 丸林なおみ です。

メールでの会話。

「ありがとう。嬉しいです。」

この言葉だけを、返した。
相手に何かを言おうと思ったけれど、言葉が見つからなかった。
感じたことだけを返した。

「なんか、力湧いてきた・・・」って、返事が来た。

それだけのこと。
けれども、感じたことだけ、ただそれだけを伝えればいいんだ。と改めて思った。
相手に何かを言ってあげようなんて、思わなくても・・・


私が行っているカウンセリングは、日本では、まだあまり知られていない。
ましては、メンタルサポート研究所グループの療法は代表の倉成央先生のオリジナルでもある。
感情表現があまり得意でない日本人の気質に合わせて、感情に焦点を当てたカウンセリング。

一般にカウンセリングと聞くと、どんな印象をもたれるだろうか。

ただただ、話をきいてくれる。これは傾聴型と言われる。
何かアドバイスをしてくれる。これはアドバイス型。
私が行っているカウンセリングは、傾聴はするがアドバイスは一切しない。
自分で解決していく問題解決型と言われる療法だ。
カウンセラーは、クライアント(相談者)が、自ら解決をする手伝いをする。

アドバイスは一切しないということは、カウンセラーの考えを言わないということ。

カウンセリング中は、そうしているはずなのに、普通の会話では、そうはいってないようだ。
「そうだね、無理しなくてもいいよ。」
「話、聞かなくてもいいんじゃない。」
そうすると
「アドバイス、ありがとう。」って、返ってくる。
あー、やってしまった。

無理して、言葉はかけなくていい。言葉をさがさなくていい。
相手の思いを、ただただ受け止める。
「そう、思うんだね。」
「あなたは、そんな風に感じてるんだね。」
同じ気持ちになんて、なれるわけがない、だって違う人間だから・・・
相手の思い、気持ちを受け止めるだけ。

そして、できたら相手が気持ち~本物の感情を~を感じられるように手伝おう。
それはとてもbetterな事。








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